あさり(浅蜊)

二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ科で一般的には浅利とも蛤仔などとも書かれる場合があります。
沿海州サハリン沖から東シナ海フィリピンに至る広い範囲に生息しており、日本全国各地の淡水のまじる河口や水深10cmくらいまでの浅瀬の砂底に潜っています。
大きさは殻高3cm殻長4cm位程度のものが一般的で、春から初夏にかけてが旬です。
生食には向きませんが、過熱していろいろに調理できる美味しい貝です。

良品の目安
殻が薄く、斑紋が美しくくっきりしているもの
殻がきっちり閉じたもので、食塩水につけると勢いよく水を吐くようなもの
持ったときに重い感じのもの

砂だし 浅蜊は砂出しをしないと食べた時ザラついて美味しくありません。
海水と同じ位の濃度の食塩水(濃度約3%位)を作って浅蜊がひたひたになる程度につけておきます。
最低1~2時間、潮干狩りで取ってきたものなどは一晩置くと砂をしっかり吐くようです。
尚、水温が下がると動きが鈍くなり砂の吐きが弱くなりますので、冷蔵庫に入れないようにしてください。

栄養面から 貝類特有の旨味を出すコハク酸が多く、加熱すると独特の香りと旨味が出ます。
鉄分やビタミンB2が豊富なので、貧血気味や肝機能の弱い人にうってつけの食材です。

代表的調理法
煮汁に旨味と栄養分が溶け出して来るので、汁ごと食べる調理法が良いようです。
味噌汁・澄まし汁・炊き込み御飯・酒蒸し・バター焼き・スパゲッティ・佃煮・時雨煮など広範囲に利用できる貝です。
レシピ1 「浅蜊のワイン蒸し」
材料

浅蜊

300g

パセリのみじん切り

大1

にんにく

1片

少々

白ワイン

100g

こしょう

少々

バター

30g

浅蜊は海水程度(2~3%)の濃度の塩水に約1~2時間浸して砂出しをし、洗っておきます。
*冷蔵庫に入れないように気をつけてください。
フライパンにバターを入れ、溶けたらにんにくのみじん切りを炒めて香りを出し、強火にして浅蜊を入れます。
白ワインを加えてふたをし、蒸し煮にします。
浅蜊の口が開いたら火を止め、塩・こしょうで味を整えます。
最後にパセリのみじん切りを散らして召し上がってください。
*白ワインの代わりに日本酒、パセリの代わりに万能ねぎ、バターを使用しないでお好みにより鷹の爪、少量のしょうゆで味を整えれば和風味で楽しむことも出来ます。

レシピ2 「浅蜊の卵とじ」
材料

浅蜊の剥き身

100g

三つ葉

1/2束

出し汁

1c

2個

醤油

大2

みりん

大1

砂糖

小1

鍋に出し汁を入れ、煮立ったら浅蜊の剥き身を入れます。

全体に煮立ってきたら溶き卵を回し入れ、2cm位に切った三つ葉を入れてふたをします。
卵が半熟状態になったら出来上がりです。
深めの器に移し替え、お好みにより七味や山椒をかけてお召し上がりください。


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