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分類:バラ科サクラ属
学名:Prunes Armenia
原産地:ネパール地方、中国(China)北西地方、中央アジア地方
シーズン: 6月~7月頃
中央・西アジアに広く分布していたあんずは18世紀にアメリカにわたり、現在ではカリフォルニアが世界的な産地として有名になっています。
古名はからもも(唐桃)といい、ヨーロッパではアプリコットといいますが、植物学者のリンネが、あんずの原産地をアルメニアと間違って、Prunes
armeniaca(アルメニアのプラム)と命名したようです。
たいへん丈夫な育てやすい木で、梅や桃などに接木することも可能です。
食べ頃のあんずは、ふっくらとして甘い香りが漂い、橙色に色づいています。
あんずの持つ甘味はブドウ糖や果糖、酸味はリンゴ酸やクエン酸によるものですが、この有機酸は胃液の分泌を促進させて消化を助け、食欲を増してくれます。
そのほかにもギャバが多く含まれ、ビタミンではA(β‐カロティン)が多く、ミネラルではリン、鉄、カリウムが多く含まれています。
これらのミネラルは、カルシウムの吸収や骨格化にとても役立つものです。
保存にはジャムや缶詰、干しあんずにされますが、干しあんずには果糖が非常に多くハイカロリーなので、登山、遠足などで疲れたときに2~3個食べるだけで元気が回復します。
また緩下作用に優れ、便秘改善には効果があります。
さらに、アミノ酸の一種のギャバは血行を良くする作用が知られていますので、動脈硬化やボケの防止も十分に期待できます。
冷え症で虚弱体質の人は、あんず酒を就寝前にウィスキーグラス(小)一杯飲めば体が温まり、滋養強壮作用を発揮してくれます。
古くは中国や日本で漢方薬として利用され、杏仁は医療用として喘息や咳止めにも使われてきましたが、最近ではあんずそのものがもつ各種栄養素がアンチエイジングに効果があると期待されています。
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